この記事では、海山テツ子先生のコミックなにとぞ連載漫画『時をかけるセックスレス』９巻のネタバレ・感想を紹介します。
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『時をかけるセックスレス』９巻のネタバレ紹介
山之内への疑念が晴れたが新たな疑念が
雄太のポケットから出てきたイヤリングを見ながら、山之内もタイムリープしているのではと疑念が浮かぶあすか。
そんなことを考えていると雄太は「今度返しに行くよ」とあすかの手からイヤリングをスッと取り上げます。
シャワーを浴びに行く雄太に疑惑の目を向けながらドリンクを手に取り、山之内がドリンクを飲んでタイムリープするのを阻止しに行くことに。
はっとあすかが気付くと歓迎会の初めまで戻っていました。
量が多過ぎたかと反省しつつ、手に持ったビールを飲むとまた海老原に迷惑をかけることになるとジョッキをテーブルの上に置きます。
そんなあすかを見て「大丈夫？もしかして、もう酔ってる？」と心配する海老原。
ドリンクの影響で顔が火照ってしまい「増強剤の効能、早く引け～っ」と焦るあすかなのでした。
歓迎会も終わり急いで雄太と山之内が別れる現場に向かうあすか。
雄太と別れ山之内が鞄からドリンクを取り出した瞬間「ちょっと待ったぁ」と勢いよく飛び出します。
あすかを見て驚いている山之内の手からドリンクを奪い「これで、やり直してるんでしょ！？」と問い詰めるあすかに呆れながら返すよう手を出す山之内。
何をとぼけているのかとドリンクを見ると増強剤ではなく美容ドリンク。
しかし中身は一緒かもと勝手に飲み干すあすかでしたが効果も無し。
「ちょっと失礼」と山之内の耳を確認するとピアスを付けており、雄太のポケットのはイヤリングの為こちらも勘違い。
「ちょっと、なんなんですか？」と怒る山之内に思わず謝りますが、すぐに我に返り「っていうか！そちらこそなんなんですか！人の旦那にあんなにあからさまにベタベタと。もうやめてください」と怒るあすか。
あすかからドリンクの瓶を奪い取り「やめます。言われなくても！どうせゲーム感覚だったし、奥様に見られた以上面倒なので。それに、仰る通りあんなにベタベタしたのに結局相手にしてくれませんでしたしね！」と話す山之内。
「じゃあ、誰。あのイヤリングは一体誰の」と呟きながらあすかの表情は暗くなります。
するとあすかに雄太が今日も行きつけのお店に行ったと伝える山之内。
自分は絶対に連れてってくれないから、そこのお店の誰かとできてるのではと教えてくれました。
山之内に何も言わずその場をあとにするあすか。
山之内も「なにあれ。これ以上は面倒になりそう。次行こ次」と不満そうにその場を去ります。
その後あすかは再びドリンクの力で今度は雄太を追いかけることに…。
山之内と別れた雄太の後を必死で追いかけるあすか。
雄太は歩くのも早く、何やらキョロキョロしています。
その姿は正にあすかが悪夢で見る姿に似ていて「雄太がまるで知らない人みたいだ」と感じるのでした。
そんなことを感じながら追いかけていると雄太がビルの中へ入って行きます。
物陰から覗くと雄太はエレベーターでどこかの階へ行ってしまいました。
エレベーターは混んでいたため雄太が何階で降りたか分からず、一応中に入っているお店もチェックしますが数も多くここまでかと諦めるあすか。
一先ず雄太の行きつけのビルが分かり安心していると風が吹き始め、汗が冷えて「はっくしょん」とくしゃみ。
気付くと雄太がシャワーを浴びている時間に戻って来たのでした。
雄太への疑念が確信に変わったあすか
再び雄太の背広からイヤリングを取り出し「この持ち主があのビルのどこかの店に」とまた暗い表情になります。
そこへシャワーを終えた雄太が現れ「何だ、まだそれ気にしてるのか」と声をかけてきます。
「言っただろ。２軒目のお店でママか誰かのが入っちゃったんだって」とあすかからイヤリングを奪いますが「どのお店？」と訊ねるあすか。
続けて「第２藤木ビルのどのお店？」と追及するあすかに「なんで知って。まさかあとを尾けてたのか！？」と逆に追及する雄太。
それでもあすかは「ただの行きつけのお店なら言えるはずでしょ？」と質問。
雄太は質問には答えず「信じられない。そんなことするなんて」と呆れます。
その態度に怒ったあすかはキッと雄太を睨み「どこまでも疑わせる雄太が悪いんじゃない！答えてよ！どのお店？なんて人？」と激高します。
しかし雄太は「答えたく、ない」と返します。
雄太からの答えに涙を流し「言ってくれるまで帰らないから」とだけ残して家を出て行くあすか。
そしてあすかが頼ったのは姉。
夜中に突然現れたあすかに驚きながらも、涙を流し号泣しながら抱き着くあすかに「しばらく、ここにいなさい」とだけ声をかけるのでした。
それから会社ではあすかの雰囲気が暗くなり周りの同僚たちもヒソヒソ…。
挨拶や打ち合わせ以外全然喋らなくなったあすかを心配していました。
そんな話が海老原にも聞こえ、あすかを見つめる海老原。
そのまま誰もいなくなった会社で１人残業をするあすか。
そこへ海老原が現れ「小日向さん。頑張りすぎてない？」と優しく声をかけ、２人で飲みに行くことに。
バーで海老原にご馳走になり謝るあすか。
海老原は飲み相手が欲しかっただけだから気にしないでと伝え、逆に無理につき合わせてごめんねと言われ「いえ無理なんてとんでもない！気分転換になってます」と恐縮するあすか。
あすかに「本当に？」と訊ねる海老原。
するとあすかの意志とは関係なく涙が溢れ出し「ごめんなさい」と謝るあすか。
そんなあすかの頭をポンと海老原が撫でると我慢していた言葉が一気に止まらなくなります。
何も知らない海老原に雄太への怒りをぶつけ喚くあすかに「今の僕だったら、君のことこんなに悲しませたりしないのに」と伝え、そっと抱き寄せるのでした。
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『時をかけるセックスレス』９巻の感想・考察
山之内への疑念が晴れましたが、イヤリングの持ち主が未だ分からずあすかの心はスッキリしません。
山之内からの情報で行きつけの店に行く雄太を尾行しますが、ビルは分かるも店は分からず。
あすかは直接雄太を問い質すことに。
しかし、雄太はあすかの行動が信じられないと言うだけで、肝心の店の名前は言いたくないと拒否。
ここまで来ると完全にクロな気がします。
やましく無ければ隠す必要はありませんから。
結局、姉の元へ行き別居という形になってしまいました。
更に、会社でも暗く無口になったあすか。
そんなあすかを心配した海老原があすかを飲みに誘い、そこであすかの悩みを知ることになりました。
海老原はあすかを抱き締め甘い言葉を囁きますが、こちらも危ない気がします。
以前同僚が海老原に気を付けてと言っていたので一波乱起きそうな展開です。
まあ、あすかにはドリンクがあるので危なくなれば回避できると思いますが…。
物語がどのように進んでいくのか楽しみです。
まとめ
以上、『時をかけるセックスレス』９巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
山之内への疑念が晴れたがイヤリングの持ち主が分からないままに。
雄太を尾行したあすかは直接問い質すことにするのでした。
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