この記事では、めちゃコミック配信漫画『そのワンコ、取扱注意につき』8話のネタバレ・感想を紹介します。
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『そのワンコ、取扱注意につき』8話のネタバレ紹介
恭介の復讐と定まらない気持ち
恭介から話を聞かされ、父さんが『竜胆組』と…？と驚きを見せる明。
恭介に、あなたは一体誰なの…？と問いかけます。
恭介はその問いには答えず、ふっと笑い、案外冷静なんだ、と言います。
続けて、父親を庇う言葉が出てきていない、父のことを尊敬してたんじゃないの？と指摘します。
その言葉にカッとなった明は、とっさに恭介の胸倉をつかみます。
しかしその手は震えており、もう黙ってよ…と告げて力なく下ろされるのでした。
辛そうな表情を見せる明に、恭介もどこか切ない表情で、これが俺の復讐ですと告げて立ち去ろうとします。
私は父にも貴方にも騙されていたのね、と力なくつぶやく明には答えず、さよなら、明さんと告げてそのまま出て行ってしまうのでした。
外には黒塗りの高級車が止まっており、運転席にはスーツの男が。
恭介に気づいた男が顔を上げると、恭介は男に向かって、病院までと行き先を告げます。
後部座席に乗り込んだ恭介は、タバコを吸いながら、明の顔を思い出し、キツいと感じます。
明をかき乱すつもりでいたのに、完全に明にのまれていることを自覚する恭介。
どこまでが嘘でどこまでが本気かが自分でも分からなくなっており、なんて愚かなんだ…と頭の中がぐちゃぐちゃな様子の恭介でした。
真実が分からない明
一方、明は“杜若組 黒井 恭介”と書かれた名刺を見つめながら、大粒の涙を流しています。
頭の中は悔しいという思いでいっぱいの明。
自分のことばかりで、なんにも見えていなかった自分に気づきます。
恭介と過ごす時間に浮かれていて、そりゃ騙されるよね…と涙ながらに思う明。
しかし、少し考え直してみると…。
いやおかしい、なんで私が騙される必要がある！？と怒りのツッコミを入れる明でした。
そのままのテンションで、仕事の資料やパソコンをセットし、目をギンギンに開いて検索を始める明。
父と竜胆組の癒着について、自分で調べて真相を暴こうと燃える明なのでした。
――東国新聞社は何やら慌ただしい様子。
次々にかかってくる電話に、申し訳ありません、現在調査中で、と回答をしています。
焦った様子で資料やパソコンを見つめながら、根も葉もない噂だ、乗っ取りか？などと会話を交わす社員たち。
明が思っていたとおり、恭介の怪文メールで社内がやばいことになってしまっているのでした。
自分が騒ぎに関係していることを自覚している明は、編集長として、この件については、自分が社長と話すので、皆は各々の仕事を優先させるように、と告げました。
皆が帰った後も、資料室で恭介の言っていた事実を探す明。
そんな簡単に見つかるわけないよね…と半ば諦め気味です。
父のことをとっさに庇うことができなかった明は、もはや父との関係が良くなっても悪いままでもどうでもよかったのかも、と顧みます。
だけど、社員のためにも会社を守りたい、そのために事実に向き合わなきゃと自分を鼓舞する明でした。
頭の中には、冷たい表情を見せる恭介の姿が。
恭介の姿は全部嘘だったのか、ほんの少しでも本当の部分はなかったのかと思い悩む明。
これまで見せていた恭介の姿とはまるで別人のようで、私は一体誰を好きになっていたんだろうと涙をにじませるのでした。
一方、恭介は病院に到着したようで、病室のドアを開けます。
そこにいた、ベットに生気なく横たわる男性。
恭介がその男性に対し、久しぶりだね、お父さん、と告げ…。
『そのワンコ、取扱注意につき』8話の感想・考察
明に対し、真実として明の父がおかした事実を告げた恭介。
明を傷つけるつもりでいたのに、明の辛そうな様子が頭に残って離れないのは、明と過ごすうちに気持ちが持っていかれている証拠でしょうか。
復讐という強い気持ちを抱き、極道で冷徹な面を持つ恭介が翻弄されているのはなんだか意外ですが、それほどの思い出と情を持ってしまったんでしょうね。
一方の明も、自分のふがいなさに悔しさをにじませつつも、好意を感じていた恭介が偽りの姿だったということにショックを受けていました。
関係を阻む事実があれど、お互いのことが無意識に気になってしまう二人。
これから一体どうなっていくのでしょうか…！
そしてラストには、病院にいる恭介の父が描写されました。
存命なことには一安心ですが、前回の考察どおり、『竜胆組』と『杜若組』の抗争の被害を受けたのでしょうか？
真実の解明にも期待がふくらむストーリー展開です！
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まとめ
以上、『そのワンコ、取扱注意につき』8話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
『そのワンコ、取扱注意につき』8話のまとめ
話を聞かされ、動揺する明に、父を擁護しないことを指摘した恭介。
辛そうな表情を見せる明を後にして、その場から去ってしまいます。
葛藤を抱えつつ、恭介は病院に向かい、残された明は真実の究明に乗り出します。
一方、恭介の作成したメールがばらまかれ、混乱に陥る東国新聞社。
編集長として冷静に指示をする明ですが、ひとりになった瞬間に、今までの恭介と復讐だと告げた恭介の変わりように、何が真実なのか分からないまま涙を浮かべます。
恭介の向かった病院には、ベッドに横たわる恭介の父がいて…？
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