この記事では、海山テツ子先生のコミックなにとぞ連載漫画『時をかけるセックスレス』12巻のネタバレ・感想を紹介します。
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『時をかけるセックスレス』12巻のネタバレ紹介
あすかの変化に戸惑う雄太
昔、まだ雄太が幼い頃のお話。
母親が雄太の様子を見に行くと、母親のドレッサーを滅茶苦茶にして口紅を口に塗る雄太の姿が…。
そこへ父親がやって来て、雄太の姿を見て激高。
父親はこんな情けないことは絶対にするなとお尻を叩きます。
雄太はもうしないからと許しを請うのでした。
それから月日は流れ、溜め息をつきながら部屋の片付けをする雄太。
ふと化粧品の箱を見つめ開けてみます。
そこへ、おはようとあすかが起きて来た為手を止める雄太。
雄太は少し焦りながらおはようと返します。
起きて来たあすかは自分はこんなだらしなかったんだと、どこか他人気に呟きます。
雄太は平日は自分がやると言ったのに全然じゃないかと説教。
すぐにこの後あすかは言い訳を並べて怒るのを思い出し、心の中で朝から言いたくないがついと反省する雄太。
しかし、あすかの反応はまさかの謝罪。
雄太は準備をしてと伝え、あすかは片付けを始めます。
予想外のあすかの行動に雄太は戸惑うのでした。
片付けを終え会社に向かう途中、あすかは遅くなるようなら連絡を頂戴と雄太に伝えます。
いつもと違うあすかの様子に流石に心配になり、元気がないなと質問する雄太。
あすかは少し間を開けてから雄太を見つめ、自分は未来から来たと微笑みます。
少しきょとんとし、すぐにどうしたんだと呆れる雄太。
出来れば何でも話してほしい、自分は全て受け入れるからと伝え、あすかは笑いながら先に会社へと向かいます。
会社で仕事中もあすかの様子が気になる雄太。
まさか女装をしていることがバレたかと考えます。
そこへ上司から追加の仕事。
自分もこれから出掛けると言うと、今日中で良いからとだけ言って上司は去って行きます。
雄太はストレスを感じ、モヤモヤするのでした。
あすかに隠してきたことを打ち明ける雄太
仕事を終えた雄太は「F」に来ていました。
雄太はここを教えてくれた藤木には本当に感謝していました。
雄太にとって「F」は仕事のストレスを発散、さらには隠していた欲求を叶えられる唯一の場所になっていました。
その一方であすかとの夜の営みを避けるようになってしまった雄太。
それでもやめれないし、あすかには言えないと考えているのでした。
「F」での仕事も終わり、家に帰宅した雄太。
家に入ると部屋の中が見事に片付いていて驚きます。
テーブルの上には夕食と、先に寝るからとあすかからのメモがありました。
いつもは起きて待っているのにと考えつつも、あすかが先に寝ているので今日は誘われないとホッとする雄太。
雄太がベッドに向かうとおかえりと声を掛けるあすか。
雄太が起こしてごめんと謝ると、あすかは手を広げます。
あすかは悲しそうな顔でぎゅっとしてとお願い。
雄太は疲れててと拒否しようとしますが、あすかは少し抱き締めてくれるだけで良いと話します。
雄太に抱き締められたあすかは、もう誘わない、これだけで十分だと伝えます。
急激なあすかの変化に雄太は困惑。
それから先、本当に求めてこなくなったあすか。
雄太は一緒に楽しく生活しながらも、今のあすかは本当に別人の様だと感じていました。
そんなことを考えながら「F」で接客中、客から店以外で会えないかと手を握られます。
もっと長い時間を一緒に過ごしたいと言われて顔を赤くする雄太でしたが、握られた手を見てあすかの顔がよぎるのでした。
その日の夜あすかがベランダで空を見ていると、いつもより早く雄太が帰宅。
あすかがおかえり、今日は早いねと出迎えると雄太は自分の鞄からポーチを取り出してひっくり返します。
ポーチの中から化粧品が床に落ち、実は女装してホステスみたいなことをしていた、でももうやめると宣言する雄太。
あすかはどうしてと質問。
雄太は男の客に誘われ喜んだからと恥ずかしそうに告白します。
ところがあすかは雄太に、自分のために我慢しないでほしい、それで2人がダメになるなら仕方ないと告げます。
そして、あすかは言ってくれたことにありがとうと伝え、ほっとしたと続けます。
それだけ伝えベランダに向かうあすかに、雄太はやっぱり知っていたのかと訊ねます。
あすかは未来から来たって言ったでしょと笑います。
ベランダの窓を開けたあすかは、風の影響なのかくしゃみをして元の時間に戻るのでした。
他人とは違う2人の幸せの形
くしゃみで元の時間に戻ったあすか。
過去に戻る前の雄太は階段から落ちて重体になっていた為、過去の変化でどうなったか心配になります。
ドリンクに触れれば書き換えられた過去が見れると恐る恐る触るあすか。
頭に結果が流れ込み、そっかと呟いたあすかはドリンクをゴミ箱へ。
ドリンクに感謝と、もう頼らないよと伝えるのでした。
それから会社に出社したあすか。
廊下で海老原がおはようと挨拶をしてきました。
あすかは海老原にいろいろとありがとうございましたと感謝を伝えます。
しかし別の時間軸の話の為、海老原はきょとんとして何かしたっけと聞き返します。
あすかは何でもないですと誤魔化し、その場から走り去るのでした。
仕事も終わったあすかが家に帰ると、雄太が夕御飯を作っていました。
今日は店の日ではとあすかが訊ねると、急遽休みになったと答える雄太。
雄太の作ったカレーに嬉しそうにするあすか。
夕食も終わりあすかは雄太にプレゼントと小包を取り出します。
中から出て来たのはお揃いのピアス。
付けてみようという流れになり、雄太は女装して付けてみます。
ピアスを付けた2人はお互いがお互いを似合うと褒めあいます。
あすかはこれを付けてどこかに出掛けようと提案しますが、雄太にはまだハードルが高い様子…。
残念そうにするあすかは、店に出る時は客と変なことにならない様にお守り代わりに付けてとお願い。
雄太は大丈夫と伝え、2人はそのままキス。
抱き締めあいながらあすかは新婚旅行で買った例の下着を履いてみようかなと考えます。
しかしすぐに、今はこのままでいいやと考え直します。
そんな中、雄太のズボンから見える下着は例の下着なのでした。
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『時をかけるセックスレス』12巻の感想・考察
今までと違い、雄太の気持ちを尊重するようになったあすか。
自分は全てを受け入れると雄太に伝えるのでした。
その結果、雄太のストレス等の負担は減りましたが、あすかに内緒で「F」で働くことに少し罪悪感が芽生えた様子。
そして意を決してあすかに「F」のことを告白。
あすかは言っていた通りそれを受け入れました。
過去から戻ったあすかはドリンクに触れて全てを知り、そのままドリンクとゴミ箱へ。
この時点では悲しい結果もありそうな雰囲気でしたが、あすかと雄太はとても幸せな関係になっていてホッとしました。
しかも最後は雄太の方が例のパンツを履いていました。
かなり拗れてしまった2人の関係でしたが、他人とは違った幸せの形になったと思います。
2人が別れなくて良かったです。
まとめ
以上、『時をかけるセックスレス』12巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
自分は全てを受け入れると宣言し、別人の様になったあすかに困惑する雄太。
「F」での客とのやり取りの中で、雄太はあすかに自分の秘密を告白する決意をするのでした。
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